若手社員30%超が転職意識 経験者、半数が職場に不満

 日本生産性本部が13日発表した若者の労働意識調査によると、転職活動をしているか、転職を考えているとの回答が合わせて30%超に上ることが分かった。また、転職経験がある人の理由では、約半数が、キャリアアップではなく人間関係や仕事への不満など当時の職場に満足できなかったことを挙げた。

 転職活動の状況を聞くと、「している」が6・3%、「していないが1年以内に転職したい」が10・4%、「していないが転職活動をする可能性が高い」が14・7%だった。

 経済界は、成長産業や中小企業への労働移動が円滑に進むよう環境整備を進めている。今後、転職に前向きな若手がさらに増える可能性がある。

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