日立造船、新たな不適切行為 船用エンジン燃費データ改ざん

 日立造船は17日、子会社が製造する船舶用エンジンの燃費データを改ざんした問題で、排ガス成分濃度の計測データなどについても書き換える不適切行為があったと発表した。子会社は熊本県長洲町の「日立造船マリンエンジン」と広島県尾道市の「アイメックス」で、7月に両社で燃費データの改ざんが判明したと明らかにしていた。

 日立造船は国土交通省へ調査報告書(中間報告)を提出したと公表。他にエンジンの性能に関するデータでも不適切な処理が認められたという。

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