中国、短期金利を引き下げ 景気刺激策強化に期待

 【北京共同】中国人民銀行(中央銀行)は23日、公開市場操作(オペ)で金融市場に資金供給した際の14日物の短期金利を1・85%とし、従来の1・95%から引き下げた。7日物は1・70%に据え置いた。24日に潘功勝総裁が記者会見する予定も公表し、市場では人民銀が景気刺激策を強化するとの期待が高まっている。

 中国メディアによると、人民銀が公開市場操作で14日物の資金供給を実施するのは2月9日以来、約7カ月半ぶり。

 人民銀は7月には公開市場操作で7日物の短期金利を引き下げた。潘総裁は、今後は7日物金利を主要政策金利として重視する方針を示している。

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