NY株反発、260ドル高 米労働指標堅調で買い優勢

 【ニューヨーク共同】26日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前日比260・36ドル高の4万2175・11ドルで取引を終えた。米国の労働関連指標が堅調だったことで、買い注文が膨らんだ。前日終値からの上げ幅は一時300ドルを超えた。

 朝方発表された米週間失業保険申請件数は21万8千件で、市場予想を下回った。労働市場の底堅さが示され、物価高を抑えながら景気後退を回避するソフトランディング(軟着陸)実現への期待感が広がった。

 幅広い銘柄で構成するSP500種株価指数は23・11ポイント高の5745・37と2日ぶりに終値の最高値を更新した。

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