万博の歴史ひもとく2万点 乃村工芸、資料を展示

 建物や空間デザインを手がける乃村工芸社が、170年を超える歴史がある国際博覧会(万博)の資料約2万点を展示するギャラリーを大阪市に開いた。2025年大阪・関西万博でもパビリオンの整備を手がけ、1970年大阪万博にも参加した経験があり「資料を通じて万博の意義を考える場になれば」と訴えている。

 観覧は研究者らを対象に限定し、一般向けの公開は「今後検討していきたい」としている。

 「EXPO GALLERY(エキスポ ギャラリー)」は大阪事業所(浪速区)内に23年、開設。1851年の第1回ロンドン万博から前回のドバイ万博までの公式資料やポスターがそろう。

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