東証、午前終値3万8154円 49円高、衆院選控え様子見

 24日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が前日終値を挟んで推移した。27日に衆院選投開票を控え、選挙結果を見極めたいとの様子見ムードが強かった。前日の米国株安が懸念された一方、割安感のある銘柄には買い注文が入った。

 午前終値は前日終値比49円39銭高の3万8154円25銭。東証株価指数(TOPIX)は5・46ポイント安の2631・50。

 前日までの3日間で計800円超下落したことから、値頃感が出た銘柄に買い戻しが入り、上げ幅は一時200円を超えた。朝方は前日の米国市場で主要株価指数がそろって下げた流れが波及し、平均株価は3万8000円を割り込む場面もあった。

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