2030年度に売上高30兆円へ セブン&アイ社長が表明

 国内小売り最大手セブン&アイ・ホールディングスの井阪隆一社長は24日、オンラインでの投資家向け説明会で、2030年度(31年2月期)にグループ売上高を23年度(24年2月期)の約1・7倍となる30兆円以上に拡大させる目標を明らかにした。コンビニの世界展開は20カ国・地域で計8万4652店から、30カ国・地域で計10万店に引き上げる。

 井阪氏は「当社は未進出の国・地域がある。さらなるネットワーク拡大により今後も大きなグローバルの成長の可能性を秘めている」と述べた。海外事業のてこ入れを急ぐ考えを強調した。

 セブン&アイは買収提案を受け、阻止のため株価向上策の提示を迫られている。

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