東証大幅続落、終値654円安 米株上昇が一服し波及

 13日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅続落した。終値は前日比654円43銭安の3万8721円66銭で、5日以来、約1週間ぶりの安値水準を付けた。米国市場は共和党のトランプ前大統領の大統領選当選を背景に株高基調だったが、12日は一服して下落に転じ、13日の東京市場に波及。企業の決算発表が相次ぐ中、業績不振の銘柄も売られた。

 東証株価指数(TOPIX)は33・10ポイント安の2708・42。出来高は約23億3900万株。

 日本の長期金利の上昇は相場の重荷となり、前日終値からの下げ幅は一時700円を超えた。決算で好調な業績を示した銘柄も、利益確定の売りに押された。

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