円下落、一時156円台 日米金利差拡大で
14日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=156円台を付けた。7月下旬以来、約4カ月ぶりの円安ドル高水準。米国の連邦議会選で共和党が上院に加え、下院でも多数派になることが確実視され、トランプ次期大統領の政策が実現しやすくなるとして米長期金利が上昇。日米の金利差拡大を見込んだ円売りドル買いが進んだ。
正午現在は前日比90銭円安ドル高の1ドル=156円00~01銭。ユーロは12銭円安ユーロ高の1ユーロ=164円56~59銭。
トランプ氏は減税など財政拡張的な政策を主張し、市場ではインフレが再燃しかねないとみられている。