1、5、8月は休刊日2回 山形新聞、配達員の負担軽減

 山形新聞社(山形市)は16日付朝刊の社告で、2025年の休刊日を従来の12日から3日増やし、計15日にすると発表した。毎月1回に加え、正月と大型連休、お盆に当たる1、5、8月に1回ずつ増やす。同社は「宅配制度の最前線に立つ販売店スタッフの休日を増やして負担を軽減し、働き方改革を推進するため」としている。

 情報量を維持するため、新たに新聞を休む日の前日付の新聞にテレビ・ラジオ欄や特集記事を掲載した別刷りを折り込む。月決め購読料は4200円のまま据え置く。

 社告では、販売店が配達員の高齢化や人手不足による労務難に直面している現状を説明し、読者に理解を求めた。

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