【ニューヨーク共同】米半導体大手インテルは26日、先端半導体の国内製造のためバイデン米政権から最大78億6千万ドル(約1兆2千億円)の補助金を受けると発表した。インテルが進める西部アリゾナ州の工場建設などに活用される。
半導体の国産化とシェア拡大を目的に制定された「CHIPS・科学法」に基づく措置。米メディアによるとインテルへの補助金額は、今回のプログラムの中では最大規模となる。
ゲルシンガー最高経営責任者(CEO)は声明で、米国の経済成長と安全保障を支えるため「今後数年にわたり、米事業をさらに拡大していく」と強調した。