【ワシントン共同】メキシコのシェインバウム大統領は26日、メキシコからの輸入品に新たに関税を課す方針を示したトランプ次期米大統領への書簡を公表した。「互いのビジネスがリスクにさらされるまで、関税の応酬は続くだろう」と報復の可能性を示唆した。米メディアが報じた。
トランプ氏は25日、メキシコとカナダから流入する不法移民と医療用麻薬への対策が取られるまで、両国からの全ての輸入品に25%の関税を課すと表明。来年1月20日の大統領就任初日に大統領令に署名するとした。
シェインバウム氏は「脅迫や関税は、移民や薬物への対処にならない」と指摘した。