東証、午前終値3万8165円 一時300円超安、円高重荷

 27日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落し、前日終値からの下げ幅が一時300円を超えた。米ハイテク株安を受け、平均株価への影響が大きい半導体関連株が売られた。外国為替市場の円高ドル安進行も重荷となった。

 午前終値は前日終値比276円15銭安の3万8165円85銭。東証株価指数(TOPIX)は22・97ポイント安の2666・58。

 円高進行を受け、業績押し上げ観測が後退した自動車や機械など輸出関連株で売り注文が先行した。トランプ次期米大統領の関税強化策が収益を圧迫するとの懸念も広がった。

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