【ニューヨーク共同】3日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反発し、前日比339・86ドル高の4万2732・13ドルで取引を終えた。2日までの4営業日で計900ドル超下げた反動で、割安感の出た銘柄を中心に買い注文が優勢だった。
製造業関連の米経済指標が市場予想を上回り、米景気の底堅さが意識された。一方、ダウ構成銘柄ではないものの、バイデン米大統領が日本製鉄による買収を禁止する命令を出した米鉄鋼大手USスチールは一時8%超下げるなど、売られた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は6営業日ぶりに反発し、340・89ポイント高の1万9621・68だった。