新米きりたんぽの季節到来 秋田の料亭、手作り披露

 新米の収穫とともに、秋田県に名物きりたんぽ作りの季節が到来した。秋田市の老舗料亭「浜乃家」は18日、昔ながらに手作りする様子を報道陣に披露、いろりであぶられ、きつね色になったきりたんぽの香ばしい匂いに包まれた。

 米粒の食感と甘みを感じられるよう、同店は粘り気の少ない県産ササニシキを使用。炊きたてをきねと臼で軽くつき、おかみの竹島仁子さん(68)と仲居が秋田杉の棒に巻き付けていった。

 大雨と猛暑の影響が心配されたが、米の出来は上々。竹島さんは「新米のきりたんぽは今だけ。全国の人に味わってほしい」と話した。秋田では比内地鶏やマイタケ、セリなどと煮込むきりたんぽ鍋が定番の食べ方だ。

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