万博、ギリシャが撤退表明 8例目、ウクライナは参加
2025年大阪・関西万博に参加を予定していた国のうち、ギリシャが撤退を表明した。日本国際博覧会協会(万博協会)が29日、明らかにした。出展表明後の撤退は8カ国目。ギリシャ側は取材に、財政的な制約が理由と説明した。一方、協会はロシアによる軍事侵攻が続くウクライナの正式参加決定も発表。参加数は161カ国・地域で変わらない。
ギリシャは日本側が建てた施設を借りて単独使用する「タイプB」を希望していた。建物の活用方法は今後検討する。万博協会幹部によると、これまでに撤退を表明したのはメキシコ、エストニア、ロシア、アフガニスタンなど。
ウクライナは複数の参加国で施設を共用する「タイプC」で出展する。