大絵馬「巳」にかけ替え 大阪、道明寺天満宮

 学問の神様・菅原道真を祭る大阪府藤井寺市の道明寺天満宮で13日、本殿前の大絵馬が来年の干支「巳」の蛇の図にかけ替えられた。毎年、正月を迎える準備にかかる「事始め」の日に行っている。

 大絵馬は高さ2メートル、幅2・4メートル。上方浮世絵の伝統を継ぐ画家、五世長谷川貞信さん(78)が下絵を担当。「心穏やかに感じられる蛇を描いてください」との南坊城光興宮司(50)の希望に合わせ、紅白の梅に稲穂を持つ白蛇が描かれた。

 南坊城宮司は「皆さんに実り(巳のり)多い年に」と期待。正月三が日で約20万人の参拝者を見込んでいる。

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