奄美の海底でワイン熟成 新たな特産品として期待

 鹿児島県・奄美大島と加計呂麻島の間にある大島海峡で、東京のPR会社が、ワインの海底熟成に取り組んでいる。インターネット販売に加え、地元の瀬戸内町のふるさと納税返礼品にも取り入れられており、関係者は「新たな特産品に」と期待する。

 海底熟成の事業は昨年スタートし、今月9日にはイギリス、フランス、イタリア産の計約200本を、ダイバーが海に潜り、水深約20メートルの海底に沈めた。ワインが納められた特製のステンレス製ワインセラーは、魚が集まる魚礁の造成にもつながっているという。

 ワインは半年ほど寝かせ、7月以降の販売を予定している。

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