鹿児島のおむすび、日本一 大賞は女性会社員
地域の特色ある食材や食文化を生かした創作おむすびの「日本一」を決める「第2回公推協カップ ご当地おむす美大賞」の本選が9日、大阪市で行われ、鹿児島県の会社員小野理沙さんが考案した「桜島小みかんの元気むす美」が大賞に選ばれた。賞金は50万円。
本選では、投票で9道府県の10作品から大賞などを決定。小野さんは「おむすびはおにぎりと一緒、愛と思いやりを込めて握っている」と喜んだ。準大賞(賞金20万円)は、仙台市の発酵料理教室主宰林真理子さん(55)と、宮崎市の団体職員佐藤彩華さん(24)の作品に決まった。
米食離れを食い止め、地域の食材、食文化の再発見を通じ地方活性化を図る取り組みで、今回は842作品の応募があった。NHK連続テレビ小説「おむすび」に出演の俳優宮崎美子さんが特別審査員として参加した。