JR桜島駅改修終え改札利用開始 万博会場行きバスの発着点
JR西日本は24日、新大阪駅と直通する「エキスポライナー」と、大阪・関西万博の会場行きシャトルバスの発着点として来場者輸送の要となるJR桜島線桜島駅(大阪市此花区)の改修を終え、新設した改札の利用を始めた。改札周辺は会場に向かう期待感を高めてもらおうと、公式キャラクター「ミャクミャク」の図柄で埋め尽くされた。
桜島駅を通るルートは1日最大約1万8600人の利用を見込む。電車とバスをスムーズに乗り換えられるよう、ホームから約30メートル続く木製の通路と改札からなる「万博臨時出場口」を設けた。
改札付近は壁のほか、天井につるされた透過型のLEDパネルにミャクミャクが表示される。工事担当者は「LEDを見ながら万博へわくわく感を高めてもらいたい」と語った。
新大阪と最短17分のエキスポライナーは片道230円。シャトルバスは会場まで約15分で、片道350円。バスは専用アプリから予約し午前8時~10時台は事前決済を済ませた人が優先だ。臨時出場口は閉幕後に使用を終え、木材はベンチに転用される見込み。