国内有数の家具生産地・福岡県大川市にある家具製造会社（株）アルファタカバ（高場保信代表取締役）が今月から、球団承認の「阪神タイガースチェスト」を発売している。黄色と黒色の球団旗がモチーフの洗練された本格国産家具。

　ＣＳ突破をテレビ観戦して応援するファンにはもってこいのアイテムになるかもしれない。テレビをこの虎カラーのローチェスト上に設置しておけば、応援ムード満点だ。黄色と黒色の球団旗カラーが大胆にデザインされ、高級感あるシルク印刷が施された「HANSHIN Tigers」の堂々とした文字。引き出しの窓部分には、正方形の板の両面にペットマーク（丸虎マーク）とHTマークをプリント。リバーシブルになっており、気分次第で差し替えることができる。

　実は同社が阪神タイガースチェストを製造販売するのはこれが２回目。初回は１４年前の２００３年、阪神がダントツの強さで１８年ぶりにセリーグ優勝を果たしたときだった。「あのときの盛り上がりはすごかったです。おかげさまで問い合わせがたくさんあり、当時の星野仙一監督にかけた１００１台が完売しました」（同社担当者の高瀬亜希子さん）

　当時のチェストは、幅７５センチ６段と、幅１００センチ４段の２種類。ペットマークはシールを貼り付けた簡易なものだったが、今回は、幅７５センチ５段のオープンチェストとハイチェスト、幅１００センチ３段のローチェストの３種類と選択肢が増えた。さらに、マークを差し替え可能にしたほか、長引き出しにはスライドレールを設置。より快適に使えるようバージョンアップがなされている。

　「５段オープンチェストなら、上の２段に応援グッズや好きな選手の写真など、お気に入りのものをたくさん飾ることができます。収納を重視するなら５段ハイチェストを、窓の下に設置したりテレビなどを上に置いたりする場合はローチェストがおすすめです。職人が細部まで丁寧につくりあげた大川産の家具ですので、丈夫で長く使えます」（高瀬さん）

　同社では、昨年１１月より販売中の広島に加え、１０日にソフトバンク、２０日に西武の球団承認チェストを発売する。（デイリースポーツ特約記者・西松宏）

　※４球団とも種類は、５段ハイチェスト（幅75×奥行40×高さ114センチ）、５段オープンチェスト（幅75×奥行40×高さ114センチ）、３段ローチェスト（幅100×奥行40×高さ75センチ）の３種類。価格は全て３万２千円（税込）。問い合わせは（株）アルファタカバ　0944(86)2411　または同社インターネットサイト（http://www.takaba.com）まで。