ねこ好きのための英単語集「ねこたん」人気…癒やし写真満載、これで勉強頑張れるニャン
受験シーズン真っ只中ですが、受験英語の対極にあるとも言うべき“好き”を追求しまくった語学書「ねこたん ねこの英単語」をご存知でしょうか。ねこにまつわる約300の英単語やフレーズを、魅惑のねこ写真と共にご紹介。大好きなねこについてなら英語の勉強も頑張れるし、勇気を出して外国人ともコミュニケーションが取れるはずだニャン!
英字新聞社「ジャパンタイムズ」から出版されている「ねこたん ねこの英単語」(税込1404円)。現在四刷まで発行され、累計発行部数が1万部超と健闘中です。
「好きなことをきっかけに英語に興味を持つと楽しい!というのがこの本です。本書を読めばすぐに英語がペラペラになるわけではありません。でも、『好きなねこのことなら英語で言えるよ』と思えれば自信になりますし、SNSや英会話での外国人とのコミュニケーションの糸口になるのでは」と英語出版編集部の西田由香さん。
確かに、好きこそ物の上手なれ。昨今のTOEICブームや受験英語で“英語疲れ”した社会人や受験生こそ、この本を手に取ってみると新たな気持ちで“英語って楽しい!”と思えるのかもしれません。実際に本書を読んだ読者からは「大好きなねこに関することと英語が一緒に学べるなんて一石二鳥」とか、「こんなふうに英語を勉強すればもっと覚えられたのになあ」などの声が寄せられました。
本書の章立ては「ねこの体」、「ねこの種類」、「ねこのしぐさ」、「ねこのいるところ」、「ねこのお気に入り」、「ねこことば」の全六章。顔のパーツや、色・もよう、などを紹介する基本情報の英単語からスタート。第三章の「しぐさ」から一つ抜き出すと、毛玉と無心にたわむれる愛くるしいトラねこの写真と共に、
・じゃれる
“play with”
ねこがひもを追いかけてぐるぐる回ってる。
“My cat is turning round and round, playing with a string.”
という簡明な英文が載っています。これならすぐにも愛猫の写真と共にSNSでつぶやけそうですね!
その一方で、最終章の「ねこことば」には“In a cat’s eye, all things belong to cats.(ねこの目に映るものはすべてねこのもの)”といった表現も。これは“ねこの目から見れば、世界のすべてがねこのものであるように見える”という意味の、なかなか哲学的なイギリスのことわざで、きりりと賢そうなねこの横顔写真と共に紹介。さすが老舗英字新聞の出版部門とも言うべき、キラリと光る叡智がこの単語集に奥行きを与えています。
さらに、本書の大きな魅力は何と言ってもねこの表情の可愛らしさ!それもプロのカメラマンがスタジオで撮影したようなツンとおすまし顔のショットより、まるで友人や会社の同僚の飼いねこの写真を見る感覚に近い、自然な表情が多いような…?
「もともとこの本は、自身もねこ好きで、飼ってもいる編集者が長い間あたためていた企画。時間をかけて1枚、1枚、個人の方のサイトやブログからも単語に合う写真を集めていたんです」
なるほど、だから人間との距離が近い写真が多いのですね!飼い主さんの膝の上でのびのび寝そべるねこ、台所のシンクの中から我が物顔でこちらを見上げてくるねこ…そんな“プライベートショット”を見ると心から癒やされます。
昨年末、ねこ好きさんに負けじと、全国のいぬ好きさんの熱いリクエストに応えて「いぬたん いぬの英単語」も発行されたそう。こちらもワンだふるな出来栄えだそうです。(神戸新聞特約記者・山本 明)
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