百田尚樹氏が桜田五輪相を断罪「メダルも五輪もくそくらえだ!」

 作家の百田尚樹氏(62)が13日夜から14日未明にかけてツイッターを立て続けに更新。白血病を公表した競泳の池江璃花子選手(18)に対して「本当にがっかり」と発言した桜田義孝五輪相(69)への怒りをぶつけた。

 百田氏は14日午前2時35分以降の投稿で「白血病を公表した18歳の女の子に対し、いかなる理由があろうと『がっかり』という言葉を使う人物を私は認めたくないし、その発言も認めない。五輪大臣であろうと、五輪やメダルのことを考えるべきではない」と桜田五輪相を断罪した。

 桜田五輪相は13日の衆院予算委員会で「配慮を欠いた。おわびをして撤回する」として野党の辞任要求を拒否したが、それを受けた同日夜から翌日未明にかけ、百田氏は激怒ツイートを連発した。

 百田氏は「五輪よりも、メダルよりも、命の方がずっと大切なんや!」と、五輪以前に個人の命を最優先に考えるべきところでメダルを気にしているようにとられかねない発言を一刀両断。「本当に情けない発言としか言いようがない。もし自分の娘が同じ病気とわかったら、『がっかり』なんて言葉が出るかね。こんな最低限の配慮や想像力もない人間が大臣とか議員やってると思うと、本当に情けない!」と嘆き、「メダルも五輪もくそくらえだ!」と吠えた。

 返す刀で、怒りの矛先は、桜田五輪相を擁護し、マスコミの“発言切り取り”に責任転嫁するコメントを寄せたフォロワーにも向けられた。「桜田発言の全文を読んで判断すべきでは」という書き込みに対して、「全文読んで、ひどいコメントとあらためて思ったね」とした百田氏。「桜田大臣の『がっかり』発言を擁護するリプライを送ってきた人は、すべてブロックする!」と通告した。

 さらに「心あるメディア人なら、桜田大臣のクソ発言を、本人には聞かせたくないと、公にはしないはず」と持論を展開。「大騒ぎするメディアや野党も大臣とたいして変わらないクソやね」とマスコミや野党を攻撃し、「そして、こんなツィートしてる私も!」とオチを付けた。

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