田原総一朗氏がトランプ大統領の思惑を指摘 再選のために北朝鮮と交渉継続?

 ジャーナリストの田原総一朗氏(84)が28日、米朝首脳会談後のトランプ米大統領の記者会見を受けてツイッターを更新。2期目に向けた再選を狙う同大統領の思惑が、今回の交渉の背景にあると指摘した。

 田原氏は「妥結できなかった。これを悲観的に捉える報道が多いが、僕は、トランプが大統領再選の為に会談を継続を狙ったとみている」と推測。さらに「現に記者会見で北朝鮮と会談出来るのは歴代アメリカ大統領の中…」と記し、「…」以下の部分に入るのであろうトランプ大統領の実績を評価した。

 トランプ大統領は前日に更新したツイートで「(会談の場所)ベトナムは躍進しつつある国の一つ。もし、北朝鮮が非核化をすれば、近いうちにそうなれるかもしれない。(北朝鮮の)潜在力は抜群で、わが友(マイ・フレンド)金正恩氏には、歴史上めったにない絶好の機会。公正な交渉をすれば、結果はすぐ出ることだろう」と記していた。

 会見後も「決裂ではなく、最後も握手を交わした」と“交渉継続”をアピールしたトランプ大統領。来年11月に予定される米大統領選に向けて歴史的な合意への可能性を残し、自身の“妥協しないリーダー”としてのイメージを維持したい構えのようだ。

関連ニュース

ライフ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス