舛添要一氏「北朝鮮政権は残虐非道」金正男氏殺害の容疑者釈放に言及
元東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(70)が11日、ツイッターを更新。北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏が2017年2月にマレーシアの空港で殺害された事件で、逮捕されたインドネシア国籍の女性が殺人罪での起訴を取り下げられて釈放されたことに言及した。
舛添氏はまず「クアラルンプール高裁で、検察は金正男殺害事件の女性被告のうちインドネシア人の起訴を取り下げ、釈放。共謀した北朝鮮国籍の4人の男は逃亡し帰国」と事件の経過を振り返った。
その上で「この事件や拉致問題を見れば、北朝鮮政権がいかに残虐非道であるかが分かる。民主主義国は、ヒトラーの暴走を許した宥和(ゆうわ)政策を繰り返してはならない」と、ナチス・ドイツに対する英国の政策を例に挙げて危惧した。