舛添要一氏、二階幹事長の“辣腕”に政党政治の危機感指摘
元東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(70)が12日夜、ツイッターを更新。中央や地方を含めて政局で大きな動きが目立っている自民党の二階俊博幹事長(80)について言及した。
舛添氏は「二階幹事長の『辣腕』ぶりが、自民党内に不協和音をもたらしている。細野豪志議員を派閥の特別会員にしたり、小池都知事の再選を支持したりして、党内の反発を呼んでいる」と、元民主党の細野氏や都知事選では自民党に反旗を翻した小池都知事との接近ぶりを指摘した。
二階幹事長は大阪府知事選(4月7日投開票)に向けて俳優の辰巳琢郎に出馬を打診して固辞されたが、12日には安倍晋三首相の党総裁4選の可能性を記者会見で公言。その存在感を発揮している。
舛添氏は一連の動きを受けて「野党が弱すぎるからこうなるのだが、政党政治の本来の姿ではない」と、その“暴走”ぶりに危機感を募らせていた。