シャア!うそやん!?大阪弁やん!!ガンダムカフェ新店のグッズが…えらいこっちゃ
「シャア!うそやん!?シャア!(シャア!謀ったな。シャア!)」
「ぶっちゃけ!カスやで!!(敢えて言おう、カスであると)」
テレビ放送開始から今年で40周年となるアニメ「機動戦士ガンダム」シリーズの世界観が楽しめる公式カフェ「GUNDAM Cafe(ガンダムカフェ)」の大阪道頓堀店が3月20日、大阪・ミナミにオープンする。これに先立ち、ネット上などではすでに大阪限定のグッズやメニューの写真が解禁。特に目を引かれるのは、今も語り継がれる名台詞の数々を大阪弁に“翻訳”したイラスト入りのグッズだ。よその店とはちゃうんじゃ!よその店とは!
尋常やないテンションで見る者を圧倒すんのは、やっぱイラストがぎょうさんちりばめられたクリアボトルやな。吹き出しの付いた漫画のこま割りみたいなデザインで、シャア・アズナブルが「ボンボンやから…」「見えるで、ワイにも敵が見える!」とか言うたかと思えば、ガルマ・ザビが「シャア!うそやん!?シャア!!」と叫び、ララァ・スンが「美しいもん好かん人がおる?」と妖しく微笑む…。この世界観、なんやねん!他にもラバーキーチェーンやら、1枚ずつイラストがプリントされたクッキーやらも販売するらしいわ。(以降は口調を戻します)
運営するバンダイスピリッツ(東京)によると、当初、大阪弁への変換は「翻訳ソフト」で試していたが、「インパクトに欠ける」ところもあり、社内外の大阪出身者のアドバイスを参考に決めていったという。「『軟弱者』を『へたれ!』とか、『敢えて言おう、カスであると』を『ぶっちゃけ、カスやで!』は、作っていてこれは面白いものになるな」と手応えを感じたという担当者。「今回セレクトした台詞は、ファンの方も記憶に残っているものだと思います。それぞれのキャラが大阪弁で話す“if”を想像して楽しんでいただきたいですね」
ガンダムの世界観に特化したエンターテインメント性あふれるガンダムカフェは、2010年に誕生。現在は東京の秋葉原とお台場に店舗を構え、進化し続けるガンダムの情報発信基地として人気を集める。大阪道頓堀店は「カフェエリア」と「テイクアウトエリア」に分かれ、お酒メニューも充実。モニターではガンダム作品のダイジェスト映像などが流れ、ファンが仕事帰りや観光のついでなどに気軽に立ち寄れる場を目指すという。今後は、夜にイベントなども開催していく予定。(神戸新聞・黒川裕生)
▼ガンダムカフェ大阪道頓堀店 http://g-cafe.jp/dotonbori/