蓮舫氏、桜田五輪相辞任に「お辞めになる理由を伺いたい」 「レンポウ」誤読の因縁も
立憲民主党の蓮舫副代表(51)が10日、ツイッターを更新。桜田義孝五輪相が東日本大震災の被災地を地盤とする自民党衆院議員のパーティーで「復興以上に議員(の当選)が大事」とする趣旨の不適切発言によって引責辞任することを受け、「呆れるしかない」と厳しく批判した。
蓮舫氏は「予算の桁を間違える(1500億円を1500円)のは仕方ないとしていました。自治体の読み方(被災地の石巻市を『いしまきし』)も、読み違えるのは納得は出来ませんが。」と、これまでの失言を百歩譲って受け止めたとしても、「これは、ない」と今回の発言を全否定。「復興以上に政治家が大事だという発想そのものに呆れるしかない。この方に今の肩書きは向いてない」と、もはや許される限界を超えていることを指摘した。
返す刀で、蓮舫氏は「お辞めになる理由を伺いたい」と問題提起。今回の辞任が、これ以上の批判をそらすための措置とみられることに対して危機感を募らせた。
蓮舫氏は昨年11月、参院予算委で桜田氏に「レンポウ」と何度も名前を読み間違えられたという“因縁”があった。