「大丈夫?」に胸キュン!季節はずれのインフルエンザ再流行…恋愛事情にも影響
季節外れのインフルエンザが流行している。2019年の冬はインフルエンザが警報レベルで蔓延し、暖かくなってようやく落ち着いてきたかと思っていたら再流行の兆しで、連休中にも「阪神の選手とコーチ3人がインフルエンザにかかった」というニュースが飛び込んできた。
国立感染症研究所によると、4月に入ってからのインフルエンザの患者数は1医療機関あたり1・67人の割合だったそう。ウイルスは疲れていると感染しやすく、人混みではもらいやすいので、連休中の遊び疲れで体力が落ちている時期は要注意だ。
インフルエンザは恋愛事情にも影響する。
ただの風邪だと思っていたら家族や恋人に移してしまった、なんてことになってしまう。しかも、かかってしまうと隔離状態になるため、外出はおろか面会謝絶状態で、誰にも会えない。
だが、インフルエンザがきっかけでロマンスが芽生えることもあるようだ。
「私は一人暮らしなんですが、職場の同僚が自宅のドアノブに差し入れをかけてくれていたんです。復活後、お礼をかねて食事に誘うと意気投合し、交際が始まりました」(32歳 女性)
インフルエンザにかかると周囲からは「寄るな、触るな」状態になるので、孤独感が一層増してしまうのは、きっと誰しも経験があるだろう。そんな時に、そっとドアノブにお見舞いをかけてくれたり、マスクをつけて玄関口までお見舞いに来てくれたりすると、間違いなくポイントが上がる。
「療養中はしばらく外に出られないので退屈してたら、男友達がマメにLINEしてくれて。やりとりしてるうちに恋に発展しました」(27歳 女性)
インフルエンザの場合は、熱が下がってきても、完全にウイルスがいなくなるまでは外出できない状態になるので、マメなLINEは嬉しいもの。たとえ「大丈夫?」のひとことだけでも効力を増し、胸がキュンとなる。 ただし、「生きてる?」といったふざけ気味の安否確認は、病人を凹ませることもあるのでNGだ。
また、LINEやメールが主流の時代だからこそ、電話もポイントが高い。療養中は誰とも会話せずに1日が終わることもあるので、生声で「頑張りすぎたから休むといいよ」とか「神さまがくれた休日だね」的な優しい言葉をかけられると、瞬殺で相手に好意を抱く。
異常気候と寒暖差が続く中、まだまだ安心できないインフルエンザ。こんなロマンスが芽生えるなら、あやかりたい気もするが、仲良くなりすぎて接触すると確実に感染してしまうので、くれぐれも気をつけたいところだ。(サンテレビ特約・堀内優美)