早見あかり、結婚式が舞台の主演映画も…自分の挙式は「興味薄い」
アイドルグループ・ももいろクローバー脱退から早8年。6月15日公開の映画『女の機嫌の直し方』は、女優・早見あかり(24)にとって結婚後初の映画主演作だ。「男女脳の違いによる女の機嫌の直し方」を卒論テーマに選んだリケジョ・真島愛(早見)が、結婚式場で巻き起こる男女トラブルを脳科学で解決していく。
結婚後初の主演映画の舞台が結婚式場という奇遇。今年初頭に放送された主演ドラマ『ラーメン大好き小泉さん』ではウエディングドレス姿を披露するなど、仕事面でも結婚に縁がある。昨年末に一般男性と入籍した早見はまだ結婚式を挙げてはいないが「いずれはやりたいとは思うけれど、親孝行&祖父母孝行のためにやろうかなぁという感じ。人の結婚式に行って幸せをいただくのは好きだけれど、自分の結婚式に関しての興味は薄い。その部分は男性脳に近いのかも」とサバサバしている。
結婚後の変化については「心の安定を得たようで、夫に対して理由もなく不機嫌になることも減った。お互いにもめること自体が時間の無駄という境地。『ラブラブカップル』ではなくて『友達のように仲がいい』と言われるような夫婦像が理想。楽しく過ごせればいい」とフラットな気持ち。なによりも「23年間呼ばれ続けていた名前と違う苗字で呼ばれることに対する驚きが一番大きい」と無邪気に明かす。
劇中では、式場で起こる様々な男女トラブルを脳科学の観点から解き明かしていく。その理論はプライベートでも役立つようで「もっと早くに知ることができていたら!と思ったくらい。上手く言葉に表現することのできないモヤッとしたものを端的にセリフで表しているので、勉強になった」と新婚生活にも大いに役立っているようだ。
早見のほか、平岡祐太、松井玲奈、佐伯大地、金田明夫らが出演。「撮影の空き時間も楽屋に戻らず、式場のソファーに座ってみんなで喋っていました。作風がコメディータッチなので、共演者の方々と仲良くなればなるほど芝居もやりやすく、楽しかった」と和気あいあい。プライベートも仕事も順風満帆だ。
(まいどなニュース特約・石井隼人)