鳩山元首相「安倍はやめろ」は沖縄県民の感情発露 戦没者追悼式での首相への怒号に
鳩山由紀夫元首相(72)が24日、ツイートを更新。安倍晋三首相が23日に沖縄県で開催された「沖縄全戦没者追悼式」で挨拶文を読み上げている途中、会場から罵声を浴びたことについて「沖縄県民の感情の発露」と評し、「怒りの声に耳を傾ける政治」を求めた。
会場では首相の挨拶中、「安倍は帰れ」「安倍はやめろ」「戦争屋!」といった声が飛び交った。安倍首相が「私が先頭に立って、沖縄の進行をしっかり前へ進めたいと思います」との文面を読み上げた瞬間には、「やめてくれー」という声が上がり、沖縄での現政権に対する怒りがあらわになった。
鳩山氏は「何事のなければ良いがと申した昨日の慰霊の日の安倍首相の挨拶には、やはりかなりの怒号が飛んだようだ(原文ママ)」と振り返り、「止むに止まれぬ沖縄県民の感情の発露であろう」とツイート。さらに「メディアはヤジの音量を下げていたようだが、平和を愛する人々の怒りの声に耳を傾ける政治に戻って欲しい」と、大手メディアの現政権への“忖度”も含めて、安倍首相に対して警鐘を鳴らした。