鳩山由紀夫元首相（７２）が２日、ツイートを更新。トランプ米大統領が６月３０日、南北軍事境界線がある板門店で、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と会談したことを受けて「意味のあること」と評価し、安倍晋三首相に対しては「またしても蚊帳の外」と皮肉った。

　鳩山氏は「電撃的な板門店での米朝首脳会談に、パフォーマンスだと言った批判も聞こえるが、前にも述べたように、何が決まったかでなく、首脳会談を行うこと自体が意味のあることで、首脳間の信頼関係が高まっていることは望ましい」と、今回の一連の動きを歓迎した。

　一方、その直前までＧ２０大阪サミットで日本に滞在していたトランプ大統領が、ツイッターで北朝鮮側と対面を呼び掛けていたことが報じられ、日本政府は“寝耳に水”状態だったことが判明。鳩山氏は「トランプは日本にいたのに、安倍首相はまたしても蚊帳の外に置かれてしまった」と皮肉を込めてつぶやいた。