伊豆のミナミコアリクイの子どもが「可愛いすぎてクラクラする」と話題
静岡・伊豆シャボテン動物公園のミナミコアリクイの子どもが可愛すぎると話題になっている。うさ@カピバラだらけ(@usa0831)さんが3日に投稿した「最近あんまり会えてないコンですが 自分の飼育ノートをのぞき込む姿が可愛いです」というツイートが、「可愛いすぎてクラクラする」などと多くの人をメロメロにしている。同動物公園の広報にミナミコアリクイの人気ぶりを聞いた。
飼育記録をつけている飼育員のひざの上に乗って、まるで記録に間違いがないかチェックしているようにも見える。この写真にネット上で「はあ、そこ、ちがってますぅ~。きょうまだ、ごはんいただいてませんよ?(大嘘)」といった反応や、「ひゃあーたまらん」「こんなに可愛いんですね フェルトみたい」とその可愛さに悶絶する人が続出していた。
このミナミコアリクイの子は名前をコンといい、父・ドン(東京・池袋サンシャイン水族館生まれ、8歳)と母・ココア(静岡・伊豆アニマルキングダム生まれ、7歳)の間に3月5日に生まれた。現在、体長は約30センチで、大人の3分の1ぐらいの大きさだ。もともとブラジルやパラグアイなど南米に生息する動物で、ペットとして飼われることもあるという。伊豆シャボテン動物公園での人気は高く、広報によるとミナミコアリクイ目当ての来場者も少なくない。
--コンの人気がすごいですね
「すごく人気がありますね。みなさんに写真をよくツイッターで上げていただいております」
--まだ赤ちゃんですか
「赤ちゃんというより、人間でいえば子ども…でしょうか」
--ミナミコアリクイって人なつこいのですか
「人工飼育の場合、人に慣れますね。コンも人工飼育ですので、飼育員にいつも甘えています」
--投稿されたようなノートをのぞきこむシーンは見れますか
「はい、ちょうど授乳の時間で、授乳は来場者さまの前でしていますので、このような写真を撮ってもらうこともできると思います。今後は授乳の回数を1日1~2回程度にして離乳を進めていく予定です。現在は両親と壁を隔てた獣舎で過ごしていますが近々親と合流をする準備をしていきます」
--ミナミコアリクイというだけあって、成長後の普段のエサはアリですか
「いえ、いろいろな栄養が入った液体状のもの、歯がないので柔らかいものを与えています」
--伊豆シャボテン動物公園さんは今年で60周年だそうで
「はい、今年は周年に当たりますでので、レッサーパンダ館を新しく作りました。そのほか140種類以上の動物がいますので、ぜひ遊びに来てください」
名前の通り、同動物公園には5つのサボテン温室があり、「シャボテン狩り」もできるという。
(まいどなニュース・佐藤 利幸)