マヨじゃないよ、「吸うプリン」 トッピングや塗って使えると話題に
見た目はマヨネーズだが、中身はプリン。その名も「チューチュープリン」が、大阪・難波にオープンしたプリン専門店「プリーーーン!」(大阪市中央区)で楽しめる。
同店は、商業施設「なんばCITY」に7月12日オープンした食のセレクトショップ「SIGN OF THE FOOD(サイン オブ ザ フード)」の一角に誕生。女性に向けて最新トレンドを発信するというコンセプトの通り、店舗は目を引くSNS映えなビジュアルとなっている。
「チューチュープリン」は、同店の看板商品であるフワフワのスフレをトッピングした「スフレチーズケーキプリン」(450円)のプリンのみを、マヨネーズのようなチューブ容器に入れたもの(1個400円)。北海道産の牛乳など食材にもこだわり、驚くほどのなめらかさを追究したという。
そのままチューチューするか、フルーツの上に絞り出して食べても良し、サンドイッチの具材にも使えそうだ。担当者のおすすめは「薄めの食パンに塗ってトーストすると、ブリュレ状態になっておいしい」という。
食のセレクトショップ「サイン オブ ザ フード」には、ほかにも関西初の日本茶ミルクティー専門店「OCHABA」がオープンし、注目を集めている。黒くて丸いモチモチ食感は、タピオカではなくわらび餅。小さな球状の黒糖わらび餅で、タピオカよりもやわらかく、よりモチモチとした食感に。お茶は静岡県で79年続く「丸善製茶」の浅蒸し茶と深蒸し茶をブレンドすることで旨み・苦みを活かし、ミルクで煮込んだのが、こちらの日本茶ミルクティー(550円~)だ。ベースは緑茶、ほうじ茶、玄米茶の3種からセレクトできる(料金は全て税別)。
プロデューサーの市川貴洋さんは、「日本茶は斜陽産業と言われるなか、今の時代に合わせて考案しました。最近は、タピオカミルクティーなど腹持ちが良いドリンクを食事代わりに飲む若い方々も多いと感じており、わらび餅を入れることで飲むスイーツ感覚で楽しんでもらえれば」と話す。
約60坪の店内にはこのほか、ベトナム産のチョコレートを使った3つの専門店(ソフトクリーム・焼き菓子・アーモンドチョコ)、いちごスイーツ、高級食パンの新ブランドがラインアップされており、20~40代女性をターゲットに、ソフトクリーム(500円~)やドリンク(550円~)などはスタンディングで、食パン(800円~)などは手土産や自分へのご褒美スイーツ(料金は全て税別)としての利用を見込むという。
「新しい食を体感できる場所を目指します。ライブ感を大切に、最新スイーツなどを楽しめる場所を。気軽な幸せを提供できれば」と、ディレクターの平野圭祐さんは説明。そのため工房で作っている様子などが見える店舗デザインとなっており、今後はトレンドに合わせてメニューも変化させ、全国での展開も狙っていくとのこと。営業は10時~21時まで。
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース)