『3年A組』で注目の若手・望月歩、18歳にして銭湯玄人「風呂上りはコーヒー牛乳」
俳優・望月歩(18)。菅田将暉主演で2019年1月期に放送された異色の学園ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』での生徒役で注目された期待の若手俳優だ。7月20日には初主演映画『五億円のじんせい』が公開される。劇中では、周囲からの過度な期待に息苦しさを感じる“好青年”を演じている。実際の望月も真面目で優しそうな好青年という印象だが、シブイ一面が実はある。かなりの銭湯好きだ。
そもそもお風呂好き。「趣味はお風呂、と言えるくらい湯船に入るのが好き。結構な長風呂で、3時間くらい平気で入ることもあります。親からは『早く上がって!お風呂入らないと眠れないじゃない!』と言われることも」と照れる。
3時間ものバスタイムでは何をしているのかというと「基本的に台本を読んでいます。湯船の上に板を置いてその上で読めばシワシワにならない。のぼせることもないので、意外と平気。最近はいい香りのするミルキー色の入浴剤にハマっています」。リラックスしながら役と向き合っているわけだ。
スーパー銭湯もいいけれど、昭和の雰囲気を残す昔ながらの銭湯に魅力を感じている。「脱衣場に番頭さんがいたりして、挨拶を交わすような感じが好き。僕が『こんにちは』というと『おう!』みたいなやり取り。そういう会話が楽しい。風呂上りはコーヒー牛乳派。銭湯歴は10年以上です」と10代にして銭湯玄人だ。
撮影で地方に行った際も、オフの時間を見つけては地元の銭湯に足を運ぶ。「東京の銭湯に比べて、地方の銭湯は雰囲気もお風呂に入っているお客さんもフランクな気がします。隣り合った見ず知らずの方に話しかけられて、『撮影で来ました』というと興味を持ってくれたりして。普段知らない人と話すのは苦手な方だけれど、服を脱いでいるからなのか平気です」と裸の付き合いを楽しんでいる。
反響の大きかった『3年A組』出演後は「声をかけられることが増えました」というも「人気俳優の方って沢山声をかけられて大変だろうなぁと想像したりする」とまだ他人事のように受け止める余裕がある。俳優としての理想像は『3年A組』で担任役だった菅田で、存在感と表現力に圧倒された。「菅田さんの熱い姿に影響を受けた身としては、いつか自分も先輩になったときに後輩に同じような熱量を与えられるようになりたい」。現在18歳。まだまだ道は長いが、可能性は無限大だ。