板野友美、20代はガムシャラに「結婚したらその人と70年くらい一緒。簡単に決められない」
28歳という年齢もあって妻役も増えてきた。公開中の映画『プリズン13』で板野友美が演じるのは、主人公・マリ(堀田真由)の動向を心配する格闘技ライターの姉・ユマ。ラブラブな夫婦生活を送っているという設定で、スタンフォード監獄実験をベースにした作品の中でのほっこりシーンを担当している。
ユマはボクシングのパンチを繰り出すなど男前キャラだが「クールだけれど旦那さんのことが好き。そこでする!?みたいな場面で“おかえりのチュー”もする。男っぽさも出しつつ、女性としての愛情表現のバランスが難しかった」と熱演報告。夫役の前野朋哉との“そこでする!?”的突然のキスシーンも「ドキドキのキスシーンというか、ある意味ハプニング的に起こったようなチューなので緊張はありません。もう10代ではないですから」と身も心も大人になった。
板野自身結婚願望はあるが、実現はまだ先になりそう。20代のうちは仕事に打ち込むと決めている。「一人でいる時にしかできないこともあるし、仕事でまだまだやりたいことがある。20代はガムシャラに自分だけのために時間を使いたい。母親が私を生んだのが30歳なので、30歳を超えたら結婚について考えようかな?それまではお芝居で疑似体験できればいい」。
“結婚”という言葉に対する憧れはない。そこは堅実で「むやみに『結婚したい!』という憧れる気持ちではなく、結婚したいと思える人がいたら真剣に考えようと思う。人生100年時代。結婚したらその人と70年くらい一緒にいることになる。そう考えると簡単には決められません」と焦らず浮つかず。
AKB48を卒業したのは22歳のとき。今や板野も28歳になった。「歳をとった分だけ大人になってはいたいけれど、年齢は意識せず、初心忘れず、ブレることなく。自分に対して素直に生きていきたい」とありのままで20代を走り切る。