京都から電車に乗ると見える…謎の「巨大な顔」 しかも少しずつ変わっているみたいで…
JR京都駅から滋賀方面に電車に乗ると、一瞬不思議な物体が見えると、噂になっています。巨大な顔のようだとも言われていて…むむむっ、気になります!
実際に電車に乗って見てきました。JRの琵琶湖線・新快速電車。京都駅から次の山科駅に向けて…ガタンゴトン、ガタンゴトン…駅を出て、40秒ほどたったときでしょうか。北側の窓辺を見つめていると、線路沿いの木立が途切れて視界が開けた瞬間、学校の校庭のような場所に…その物体はありました!
「あっ、ああっ、あああ!」カメラを必死に向けますが、あっという間に再び木々にはばまれ、見えていたのはほんの数秒でした。我に返ると電車は鴨川を渡り始めたようです。橋にさしかかり大きくなった走行音が、動揺した気持ちをかき立てます。
ちなみに身の回りで聞くと、在来線だけでなく、並行して走る新幹線からも目撃情報がありました。うぬぬっ。いったい何なのでしょうか。
地図で再確認すると、物体が置かれていたのは、統廃合のため2010年3月に閉校した小学校でした。京都市下京区にある元・崇仁(すうじん)小学校。小学校を含む周辺地域には2023年4月に京都市立芸術大学などが移転する予定で、現在は移転整備のプレ事業として同大学の運営するギャラリーが校舎内に開設されています。
同大学に聞くと、電車から見えるように置かれていた巨大な物体は、元小学校で行っているアートプロジェクトの取り組みなのだそうです。現在残っている校舎は2020年4月から解体工事に入ってしまうそうで、どうもそれに関連していそうです。物体の近くまで行かせてもらうと、それは高さ3~4メートルはありそうな、とてもとても大きな顔でした。
あれっ? そういえば、前に見かけたときに比べて、耳やおでこの色が少し変わっているような? 物体の変容していく様子に触れ、これがアートなのだということを再認識したりして…。さあ、これから何が起こって、どうなってしまうのでしょうか。京都でJR線を使っているみなさん!これから、要チェックですよ!
(まいどなニュース・川上 隆宏)