年末年始は…都会の真ん中でアドベンチャー! 天王寺公園の新エリア「てんしばイーナ」でスリリング体験
2019年11月22日(金)にオープンした「てんしばイーナ」。天王寺駅各線、近鉄大阪阿部野橋駅から徒歩すぐの天王寺公園のエントランスエリア「てんしば」と天王寺動物園を結ぶ、新たなにぎわいの場として注目を集めています。約5,000平方メートルの敷地にアクティビティ施設や動物園グッズショップ、グルメ、イベント広場などを配置。周囲の緑豊かな環境と共に都会のパークスタイルを満喫できます。また、てんしば初のアイススケートリンク「てんスケ」も年末年始は無休で営業中です。
現地を訪れてみると、てんしばイーナは全長約75mのリーフをイメージしてデザインされた巨大なルーフで覆われています。施設内には天王寺動物園の退園口と直結する同園グッズショップ「ZOOQLE(ズークル)」や、インドアクライミングなどのアドベンチャー体験に挑戦できる「PANZA(パンザ)てんしば イーナ」など計7店舗が揃っています。
「てんしばイーナ」の運営管理は2015年にリニューアルした同エリアの「てんしば」に続き、近鉄不動産(大阪)が市との協定に基づきオープン時から20年間運営するそうです。同施設の年末年始のお薦めのスポットについて、同社の経営企画室・広報の西口拓実さんに聞きました。
-年末年始は、実家に各家庭の子どもたちが集結。街中でどこに連れて行ったらいいのやら…という声も聞こえそうですが。
「ぜひそんな時は『PANZAてんしば イーナ』がお薦めです。『アドベンチャー体験を全ての人に』をコンセプトに、都会の真ん中でスリリングなアスレチックやクライミングなど、パワフルに楽しんでいただけます」
-『PANZAてんしば イーナ』は屋内と屋外に分かれているんですね。
「屋外には『sorarun!』というアスレチック施設があります。2階、3階部分にあたる高さ最大8mのアドベンチャーコースと小さなお子様も安心して遊べる1階部分のプレイフルコースをご用意しました。」
-それぞれのコースの違いは。
「『アドベンチャーコース』は、小学生以上の方に専用ハーネスを着けてご利用いただけます。高さもあるので最初は勇気がいりますが、チャレンジするコースを自分で決めながら挑んでいただけますし、新鮮な達成感と爽快感を味わえます。『プレイフルコース』は4歳からのお子様から体験できます。丸太のコースをよじ登ったり、ネットでできたジャングルジムで飛び跳ねたりなどの遊び体験を楽しめます」
-屋内の施設は。
「『noborun!』という日本最大級のインドアクライミング施設です。アクティビティは全部で18種類。大人も子どももハーネスを着用し、室内にいながら壁をよじ登ったり、らせん状のポールを上がっていったりなど様々なクライミングを体験できます」
…同店のスタッフに聞くと、最初は少し怖がっていたパパやママもお子さんがスイスイ登っていくのを見て『チャレンジしよう』と登りはじめるそう。すると夢中になり、最後は親子で一緒になってクライミングしているのだとか。筆者も訪れた際、しばらくクライミング中のお子さんを見守りましたが、登る姿を見学するだけでもじゅうぶん楽しいな、と感じました。
-おすすめのお土産はありますか。
「天王寺動物園のグッズショップ『ZOOQLE』のキーウィのぬいぐるみをぜひ。同店では動物園のオリジナルのグッズのほか、動物をモチーフにしたぬいぐるみ、生活雑貨、服飾雑貨、菓子、お土産等を販売しています。キーウィは日本国内でも天王寺動物園にしか見ることができません。特に足にタグを巻き付けたものはこのショップでしか購入できませんし、大阪土産としても喜ばれるのでは」
…売れ行きについて、同店の担当者、砂野瑛里菜さんに聞くと、子どもに人気があるのかと思いきや、20~30代の女性たちに人気で、もふもふ丸っこいのが可愛いと喜ばれているのだとか。
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-冬季ならではの楽しみ方は。
「現在、期間限定でアイススケートリンク『てんスケ』を実施中です。こちらのスケートリンクは本物の氷を使い、樹脂は使っていません。約400平方メートルのリンクの中央にはペンギンやシロクマなどの動物模型も登場します。ペンギンのくちばしも動きますし、シロクマの口が開いて迫力ある歯並びが見えるなど、氷上の雰囲気を盛り上げます。来年の2月中旬までの開催ですが、期間中は無休ですので年末年始もぜひ」
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■PANZA(パンザ)てんしばイーナ/年内は31日のみ短縮営業。明けて2020年1月1日はお休み、2日からは通常営業
■ZOOQLE(ズークル)/年中無休。ただし年末年始は短縮営業の日あり
■てんスケ/2020年2月17日(月)まで無休で営業中。ただし年末年始は短縮営業の日あり
(まいどなニュース特約・山本 明)