病院なんて行きたくニャい…そんな愛猫にはこれ 月額2222円の往診サブスクが「猫の日」に始まる
株式会社ハチたま(本社・藤沢市)は、令和2年2月22日(猫の日)に世界初となる往診専門のサブスクリプション型どうぶつ病院「トレッタねこ病院」のサービスを開始する。月額2,222円(税別)のプレミアムコースでは、獣医師、動物看護師による「訪問健康診断」を実施。さらに、AIを活用した「オンラインみまもりサービス」を提供、猫の定期的な健診を促し、早期診断につなげるという。
同社はスマートねこトイレ「toletta(トレッタ)」を発売している。これは猫がトイレに入るだけで、健康データを自動で取得し、スマートフォン上のアプリに通知するヘルスケアサービス。このトイレで得た情報はクラウドに自動送信され、飼い主がアプリ上で健康状態を知ることができるだけなく、異常があった場合は「トレッタねこ病院」の獣医からアラートメッセージが送られてくる。
カメラが設置されているトイレには、底部分に重量センサーが装備され、体重や糞尿の量・回数などをチェックしている。
また、サブスクのプレミアムコースには年2回の訪問健康診断(血液検査1回、聴診、視診、触診)、獣医師へのLINE相談サービスが含まれている。なお、サービス対象地域は東京・神奈川、埼玉、千葉で、今後拡大する予定。
「ねこが幸せになれば、人はもっと幸せになれる。」という企業理念を掲げる株式会社ハチたま広報担当にサブスクを立ち上げた理由などを聞いた。
--「トレッタねこ病院」を開院する理由は?
トレッタを使っていただいて方にアンケートを取った結果、「ねこの通院に困っています」という方が60%、年に1回健康診断を受けていない方が40%もいらっしゃいました。通院に関して猫も人もストレスになっていると感じたからです」
--猫の具合は悪くなったとき、来てくれるのですか?
「プレミアムコースには年に2回健康診断がついていますので、何かあった場合はそのうちの1回を往診にあてさせていただきます。ただし、夜間や緊急対応に関しては、他院を紹介させていただきます」
--AIトイレ「トレッタ」は多頭飼いにも対応していますか?
「はい、カメラがついていますので、個体を判別することができます」
(まいどなニュース・佐藤 利幸)