球界屈指のスラッガーを癒やす運命を感じさせた人見知りの猫 オリックス・吉田正尚外野手
著名人が愛猫を紹介する「キャットーーク」。今回は初めてスポーツ界からの登場で、オリックス・吉田正尚外野手(26)の愛猫・ブライスくん(5歳・オス・日本猫)。日本を代表するスラッガーが、“癒やしの素”について語ります。
ブライスとの出会いはプロ1年目の夏。青学大の後輩から子猫がいて里親を探していると聞いて会いに行ったのが最初です。6匹いる中で、ずっとこっちを見て鳴いている猫に運命を感じて連れて帰りました。
最初は奥さん(ゆり香さん)の実家で預かってもらって、結婚してからはずっと一緒です。名前はメジャーリーガーであこがれのブライス・ハーパー選手からもらいました。
猫派か犬派か、よく聞かれるんですけど、犬(ハーパー)も飼ってるんで、どっちも好きです。猫好きになったのは子供のころ、親戚の家にジョージという猫がいて。遊びに行くたびにかわいがっていたのが始まりです。
ブライスはとても活発で、それでいて人見知りなんです。僕ら以外の人が家に来るとどこかに隠れてしまいます。僕が遠征でしばらく家を空けているときも、帰ってもしばらくは物陰に隠れているくらいです。1時間くらいして、慣れたら出てきて甘えてくるんですけどね(笑)。
家では僕がブライスの世話係です。トイレの掃除、えさやりも僕の担当。そうしている時間も癒やしになりますね。朝起きるとブライスがどこにいるのか探します。冷蔵庫とか、高いところから見てますね。足元に寄ってきてすりすりしてくる。と思ったらあとは知らん顔(笑)。窓から外を眺めてます。
奥さんの実家にいたころは2階から外を眺めるのが好きだったみたいで、今はマンションなんでちょっと寂しい思いをさせているかなと思います。猫は人じゃなくて家になつくと言いますしね。
いずれにせよブライスが僕にとって1番の癒やしです。
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◆吉田 正尚(よしだ・まさたか)1993年7月15日生まれ、26歳。福井県出身。173センチ、85キロ。右投げ左打ち。外野手。背番号34。今季推定年俸2億円。敦賀気比から青学大を経て、2015年度ドラフト1位でオリックス入団。プロ1年目の16年3月25日・西武戦(西武ドーム)で初出場初先発(1番・DH)。ベストナイン2回(18~19年)。通算成績は413試合471安打77本塁打243打点、打率・315。19年プレミア12日本代表。
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◆ブライスくんメモ
【特技】逃げ足が速い。なかなか捕まらない
【好きな食べ物】キャットフード『ロイヤルカナン』
【好きな場所】妻の実家の2階、外を見る