「料理しませんよ。そんな時間ないですし」…マジで作ってない人が続出!?働くママの「子ども食事事情」
今や子どもがいる家庭のみならず、すべての人が気になる食の安全。「なるべく無添加で育てたい」「有機野菜を使いたい」「できるだけ手作りのものを」…と思うのが親心。しかし、働くママの現状はいかがでしょうか?…お迎えの時間に間に合わない!スーパーで寝転がる子どもとゆっくり買い物なんて無理!料理していたら子どもをいつ寝かしつけられるかわからない…など、現状はそう優しいものではありません。実際に働くママに、「ここだけの話」ということで、子どもの食事について聞いてみました。
■働くママのリアルな食事事情はこれだ!
▽Mさん、管理職、子ども2歳 勤務時間10時~20時
昨日は帰りが遅くなり(21時ごろ)、帰宅途中でお腹が空いたとダダコネされました。仕方なく立ち寄ったコンビニで肉まんをせびられたので食べさせて帰ったのですが、元々食が細いので、帰宅して作った料理には結局手をつけず…。
昨日の夕食がコンビニの肉まんだけなんて、口が裂けてもママ友に言えませんね。
◇ ◇
▽Nさん、フリーランス、お子さん2歳 勤務時間フレキシブル
私はずっとフリーなので、とりあえず子どもの食事はオール手作りの料理を食べさせてますし、素材にもこだわっています。でも、働くということがどんなに大変なことかもわかるので、別に買ったものを食べさせているママを非難するつもりもないですね。
私だってきっとサラリーマンだったらできていないと思いますし。何を大事にして育児をするかじゃないですか? 私は食育が大事だと思っているからそうしているだけです。
◇ ◇
▽Aさん、事務職、お子さん3歳 勤務時間10時~19 時
去年も一昨年も公立保育園に落ちて、無認可の保育園に預けています。最初は保育料も高かったし、早く公立保育園に入れたらなぁと思っていたのですが、今の保育園は夕食も園で食べさせてくれるし、平日夕食を作らなくて済むというだけで、だいぶ自分の負担が減って育児の負担が軽くなっていることに気づきました。
結局今年は待機児童申請を提出せず、今の保育園を続けることにしました。保育料は高いけど、それなりにメリットはあると感じています。私の食事なんて適当でいいと思ってますけど、子どものことは適当にやると罪悪感を感じてしまうので。
平日なんて料理しませんよ。そんな時間ないですし。朝食はパン食と決めているので、前の夜に買って帰ります。家の近くは飲食店が多いので、平日は基本的に外食です。ただでさえお迎えが遅いのに、家に帰って料理していたら深夜になりますよ。
お迎えの帰りに『今日はどこ(のお店)にする?』なんて子どもに聞きながら帰ってます。作ってる途中で「お腹すいた」と何度も言われると、こちらもイライラするし、子どももかわいそうだから、別にうちはこのスタンスでいいと思っています。
▽Nさん、事務職、お子さん2歳 勤務時間9時~18時(定時に終わることは少ない)
うちは週に2回は主人にお迎えをお願いしています。その日は必ず外食です。料理しながら育児するのって、女性の私だって大変なのに、主人に作ってなんて言えませんからね。外食は片付けもないので楽でしょ。
私も基本はあまり作りません。会社の最寄駅に大きな百貨店が併設されているので、そこでお惣菜を買って帰ります。離乳食のときは、完全に毎日レトルトになっちゃってました。
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▽Tさん、フリーランス、お子さん4歳と1歳 勤務時間フレキシブル
基本的には作り置きとか冷凍でがんばるときもありますけど、忙しい月だと保存した食事が無くなっても作れてないです。そういうときは外食に頼ってます。うちは子どもが二人いますけど、下の子の離乳食はほぼ作ってないですね。上の子の食べ物をつぶして食べさせたり、ほとんどがレトルトの離乳食ですよ。
結局専業主婦だって毎日自炊するの疲れるから外食するときだってあるじゃないですか。ママ友と子連れランチとか。それとそんなに変わらないと思っています。
◇ ◇
▽Tさん、自営業、子ども4歳 勤務時間10時~19時
私は会社を経営しているので、そちらのことで手一杯基本はシッターさんにお願いして、子どもの食べたいものを買ってきてもらっています。シッターさんは家事代行ではないので、食事を作っていただくことは頼めないんですよね。
◇ ◇
…完璧に毎日食事を作れているという働くママはほとんどいませんでした。こちらで取り上げさせていただいた働くママの中でも、やはり手作りできるのは、働き方を自由にコントロールできるママだけ。だけど、どのママもやっぱりちょっとは気になる食育のこと。
今は無添加の食材を使ったお惣菜屋さんや、有機野菜や無添加食品を自宅まで切った状態で届けて、ちょっと手を加えるだけで手作りになってしまうサービスなど、安心できて便利なサービスがたくさんあります。
ママのワークスタイルに合わせて、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
*元記事を一部割愛しております
(まいどなニュース/BRAVA編集部)