緊急事態宣言下の神戸から無観客ライブを配信 全出演者決定、チケット販売も開始
新型コロナウイルスの感染拡大によって深刻なダメージを受けている神戸のライブハウス4店が無観客ライブを配信する企画「ライブハウスジャッジメント in KOBE」(4月14日開催)の出演アーティストの第3弾が8日、発表された。満を持してのガガガSPやクリトリック・リスなど12組が新たに加わり、ついに全26組の出演者が出揃った。同時に、専用サイトでのチケット販売も始まった。
出演するのは、アルカラ/ alcott / iTuca(new!) / 今村モータース/ WEAVER / EGG BRAIN(new!) /オテモトチョップスティック(new!)/ ofulover (new!) / ガガガSP (new!) / クリトリック・リス(new!) / KRD8 (new!) / KOBerrieS♪ / the cibo /THE TOMBOYS /下田逸郎&増田俊郎/ Slimcat /セックスマシーン!! /ダウト(new!) /匿名ミラージュ/にこいち/ KNOCK OUT MONKEY /パノラマパナマタウン(new!) / Paparazzi Panic (new!) / ペペッターズ(new!)/ベルマインツ/ POT (new!)という全26組。
CHICKEN GEORGE / 神戸VARIT. / music zoo太陽と虎/ ARTHOUSE の4会場でそれぞれ無観客ライブを行う(CHICKEN GEORGEは事前収録)。タイムテーブルは現在調整中で、追って発表される。
開演は午後6時で、終演は深夜1時(予定)。ホワイトレーベル型チケット販売プラットフォーム「ZAIKO」のライブストリーミングで配信する。4会場全てのチケット(1枚500円)を購入すると、ZAIKOアカウントページで同時進行のライブを自由に行き来できる仕組みになっている。
また今回の試みは「配信を収益化し、アーティストやスタッフの仕事を創出すること」も重要な目的のひとつ。このため主催者はチケット販売や協賛金の収益に加え、オリジナルの缶バッジやラバーバンド、ジャガードタオルなどのオフィシャルグッズも受注販売する。
7日には兵庫県にも緊急事態宣言が発令され、さらに厳しい状況が続くことが予想されるが、主催者は「アーティストとライブハウスが肩を組んで切磋琢磨して来た日々があるからこそ、世の中を明るくするエンタテインメントに繋がっています」と力を込める。「様々なアーティストが神戸の4つのライブハウスに大集結して、対バン形式でインターネットを熱くしますので、ご期待ください」と呼び掛け、「コロナショックをコロナチャンスに!」と店の垣根を越えた共闘を繰り広げている。
(まいどなニュース・黒川 裕生)