「在宅勤務ならうちの子預かって」「暇だからランチしない?」…新型コロナで発覚!ママ友どん引きエピソード
新型コロナウイルス感染拡大を受けて、緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大されました。これに伴い、休園・休校措置を取る自治体も一気に増加。中には「仕事がお休みになった」というママもいることでしょう。本来なら嬉しいはずのお休みですが、今回はウイルスの蔓延を防ぐための措置。通常の休日のように自由に過ごすことができません。遊びたい盛りの子どもにとっては、「お友達と遊べない」「自由にお出かけできない」など多くの我慢を強いることになると同時に、相手をするママに大きな負担がかかります。「ピンチの時に本性が出る」とはよく聞きますが、コロナウイルスにまつわるママ友ドン引きエピソードをご紹介します。
■え?ウソでしょ?思わず目を疑ったLINEのお誘い
▽在宅ワーカーなら子どもの世話を頼んでもOK?そんなわけあるか!
近隣でコロナウイルスの感染者が出たため、臨時休校だけでなく、学童も利用不可になりました。そんな中、子どもと同じクラスのママから突然のLINE。
「在宅ワーカーだって聞いたんだけど、うちの子のお世話も頼めるかな?」のメッセージを見て、思わずスマホをへし折りそうになりました。我が子と仲良しの子なら少しは考えたかもしれませんが、息子本人に聞いても「ほとんど話したことない。だって女の子だし、一緒に遊んだこと一度もないよ」。ママ同士も交流がないのに、こんな時ばかり図々しいと、数日間ムカムカした気持ちで過ごしました。[Aさん、子ども9歳(小学3年生)]
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▽せっかくだからランチに行きませんか?って状況的に無理でしょ!
娘が通う保育園は緊急事態宣言が出たことで臨時休園に。クラスのグループLINEでは、「仕事が何とか休めた!」「リモートに切り替えるけど、子どもを見ながらだから不安」などのメッセージが飛び交う中、「この機会に母子の親睦を深めましょう!」とランチのお誘いをしてきたAママ。
これまでタイミングが合わず、一度もランチ会に参加したことがないAママは、「何名参加できますか?」「私、お店予約しておきますよ!」と次々メッセージを発信。いやいや、この状況では無理でしょ!と思わずスマホに向かってツッコんでしまいました。ほぼ全員のママから「今は自粛しなきゃだし、また次回にしよう」と返信されたのは言うまでもありません。[Yさん、子ども4歳(保育園)]
■もうちょっとしっかりして!情報に左右されすぎなママ
▽あやしい情報を次々に送ってこないで
「ウイルスはお湯で撃退できる」や「香辛料に弱いウイルスみたい」などの新型コロナウイルスに関する真偽不明な情報をせっせと送ってくるママ。本人は良かれと思ってしていることなのでしょうが、あやしい情報はハッキリ言って迷惑!「情報は新聞でチェックしているから大丈夫」と断っても、「Twitterの方が情報が新しいから!」と全然やめてくれません。子ども同士が仲良しのため、あまり強く拒否したり、無視したりできず困っています。[Kさん、子ども12歳(中学1年生)、8歳(小学3年生)]
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▽トイレットペーパーやカップ麺などの買い占め画像をSNSにアップ
トイレットペーパーやカップ麺をガッツリ買い占めた画像をSNSにアップしたHさん。それだけでも「え……」と思ったのに、「デマかもしれないけれど、あって困るものではないから。備えあれば安心でしょ!今ならまだネットで買えるから急げ」の買い占めを肯定するコメントまで!大家族ならまだしも、Hさんの家族構成は我が家と同じ2歳児と夫婦の3人家族。いくら何でも買いすぎ!と引きました。[Jさん、子ども2歳]
■自分さえよければOK?自分勝手な言動にびっくり
▽実家に子どもを疎開させる発言にみんなびっくり!
「仕事が休めないから、子どもを実家に疎開させようかと思うんだ」と笑顔で話したGさん。聞くと、Gさんの実家は当時まだコロナ感染者が出ていないところ!実家へは飛行機と長距離バスで向かう予定と言うので、話を聞いていたママ友全員で止めました。だって、感染者が多い東京から行くなんていくらなんでも無謀すぎ。それまで「しっかり者のママ」と思っていた分、見る目が変わってしまいました。[Fさん、子ども5歳(保育園)]
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▽使い捨てマスクの入手方法を聞いて唖然
保育園のお迎えで毎日顔を合わせるEちゃんママ。いつもきれいな使い捨てマスクをつけているので、どこで買えるの?と何気なく聞くと、「父が毎日ドラッグストアに並んでくれるの」と仰天発言。毎日早朝から並んでいるようで、すでに箱マスクが大量に家にあるのだとか。もちろん、Eちゃんママは一日つけたマスクは「衛生的でないから」という理由で必ず捨てているそう。「たくさんあるなら保育園に寄付したら?」と言ったところ、「いや、私花粉症だし!これから使う予定があるから無理!」。保育園では使い捨てマスク不足のために、保育士さんたちは布マスクをしているのに……。悲しい気持ちになりました。[Sさん、子ども2歳(保育園)]
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▽子どものストレス解消に預かり保育を利用ってアリ?
フルタイムで働くママ友は、小学校の預かり保育を利用中。緊急事態宣言で仕事が休みになったのに、「子どももストレスがたまっているから」と預かり保育の利用を継続!学校側から再三「やむを得ない場合のみ利用を」とのアナウンスがあるにもかかわらず、「仕事が休みなのは申告しなければ分からないから大丈夫」と平然としている姿に幻滅しました。今後の付き合い方も考えたいと思っています。[Mさん、子ども11歳(小学5年生)、7歳(小学2年生)、5歳(幼稚園)]
■とにかくいまは感染を広げない努力を!
いかがでしたか?実際にママたちが体験したエピソード。価値観は十人十色ですから、「それは確かに無理」とドン引く人もいれば、「アリじゃない?」と比較的好意的に受け止める人もいるかもしれません。
新型コロナウイルスの収束見込みが明確にならない中で、私たちにできるのは「感染を広げないように行動する」ことだけです。落ち着かない日々がまだまだ続きますが、自分の利益や損得だけでなく、他者への影響を考えて行動できるといいですね。
(まいどなニュース/BRAVA編集部)