懐かしい!「ケンケンパ」できる昭和な路地お目見え 倉敷の地元商店街が整備、「大会開催も」

 JR倉敷駅前の岡山県倉敷市阿知2丁目の商店でつくる倉敷中央商工協同組合(加盟10店)は、商店街内の私道にかわいい動物のイラストや「ケンケンパ」ができる模様を描いた。子どもたちが路地で遊んでいた“昭和”を思わせる懐かしい雰囲気が、通行人らの目を楽しませている。

 「倉敷ケンパ通り」と名付けられた路地は幅約1・5メートル、長さ約30メートル。未舗装で、ネコのふん害などで悩まされていたため、商店主らがアスファルト化を計画。その際に「子どもが遊んだり、大人も見て楽しんだりできる明るいイメージにしよう」とデザインを描いた。

 「つねき茶舗」(同市阿知)の恒枝(つねき)みつこさんが絵を担当し、キリンやゾウといった動物、太鼓やギター、バイオリン、ピアノなどの楽器を色鮮やかに仕上げた。ケンケンパでも遊べるよう、足の着地場所には「R」(右足)と「L」(左足)の文字を入れた円を描いている。

 組合費と市の補助金を活用して整備した。同組合の古市了一理事長(61)は「商店街を訪れる親子や朝市(倉敷三斎市)の買い物客に喜んでもらえたらうれしい。ケンパ大会などができたら、まちも盛り上がるのでは」と効果に期待している。

(まいどなニュース/山陽新聞)

関連ニュース

ライフ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス