コロナ自粛生活…これを買って、ママたちは救われました 遊び道具に便利家電「目指せラクして時短!」
新型コロナの「非常事態宣言」が全国で解除されましたが、「解除=コロナ前の生活にすぐ戻れる!」というわけではありません。好きなときに好きなところへお出かけできる日はもう少し先になりそうですが、そんな生活の中でも使えそうな、ママたちが「コロナ自粛生活中に買ったもの」を紹介します。今からでもまだまだ活躍してくれそうなアイテムばかりなので、参考になるのではないでしょうか。
■子どもの一人遊びおもちゃの数々
相手もできずおとなしくしててほしくて、ついついテレビやスマホ、タブレット見せてしまうけど、できればおもちゃとかでひとり遊びしてほしい…そんな思いで買ったおもちゃを紹介します。
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▽ひとり遊びを促してくれる「転がる系」
コロコロ転がる系のおもちゃが大好きな長男。木製のシンプルなおもちゃで遊んでいたのですが、園が休園になって家にいるようになってから、「一緒に遊んで」攻撃。なので、家事はずっとまとわりつかれながら、日中の仕事は子どもが昼寝をしている間のみ…。
ならば! と、大好きなキャラクターの転がるおもちゃをポチっと買ってみました。ただ転がすだけではなく「2つの球が競争しながら転がり、どちらが先にゴールするか」というゲーム感覚も味わえるおもちゃ。今までの木製のおもちゃと交互に、長い時間1人で遊んでくれるようになりました。5000円ほどでしたが、お腹にいる2人目の子も遊んでくれると思うので、長く使えそう。〔Hさん、子ども1歳11か月〕
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▽室内で砂遊び!?
公園に行くと、とにかくずーーっと砂場にいる娘。コロナの影響で近場の公園の砂場はすべて封鎖されたにもかかわらず、砂場道具を持って出かけようとする姿が不憫で…。
部屋が砂だらけになるのを覚悟で、「室内砂遊びおもちゃ」を購入。砂はしっとり固まりやすく、入れ物もテーブル型になっていて、下にビニールを敷けば、部屋を汚さず遊べるすぐれモノです。たまに「なぜこんなところに砂?」ってこともありますが(笑)娘は砂遊びができて大満足だし、これなら雨の日も寒い日も使えます。〔Sさん、子ども3歳〕
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▽居間に子どもだけの空間を
友達や芸能人のSNSを見ていたら、「テントに入って子どもご満悦!」という内容が多かったので、騙された(?)と思って購入、居間に設置してみました。ワンタッチででき、価格も4000円以下なのですが、見た目がとってもお洒落なミニテント。
これが当たりでしたね。「自分の城!」とばかりに、おもちゃをごっそり持ち込んで、人形相手に遊んでくれました。私が見ていないと思っているのか、大人ぶった口調で人形に話しかけているのには笑えました。ほとんどのおもちゃがテントに持ち込まれるので、居間が少しきれいになったかも(苦笑)。上の子もたまに潜り込んで漫画を読んでいます。〔Tさん、子ども10歳、4歳〕
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…公園でしかできないものがおウチでできる、自分だけ入り込める空間がある。これって、子どもにとってはこの上ない贅沢で嬉しいことだと思います。子どもがハッピーに1人で遊べる、そんな室内遊びグッズに出会えますように。
■室内でできる運動グッズ!
子どもが運動不足にならないように公園に行ったけど、混んでいて諦めて帰る…家で運動といっても、なにをしたらいいのか分からない…そんなママたちが買った「運動系使えるグッズ」とは?
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▽ベランダがランニング場に
走るのが大好きで、陸上の習い事もしている長男。コロナの影響で学校も習い事も休みで、思いっきり走れる場所もなく、筋力は落ちるわ、小学校2年生にしてちょっと太ってしまいました。これはマズい! と思い、習い事でも使っているラダー(一定間隔の幅があるはしご状のトレーニンググッズ)を買って、ベランダに敷いてみました。
習い事で教わったいろいろな走り方、反復横跳び、両足跳びなどさまざまなトレーニングができるので、運動不足の解消になっています。値段も1500円程度。これだけで狭いベランダが運動場になるとは、ありがたい限りです。下の子も一緒にペタペタ走って、いい具合に疲れてくれます(笑)。〔Iさん、子ども8歳、4歳〕
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▽持ち手付きトランポリンが大活躍
近所の児童館に置いてあったトランポリンが大好きで、毎週末行っては跳びまくっていました。ところが児童館もコロナの影響で長期閉館。主人と相談し、「いっそトランポリン買っちゃおうか」という結論に。8000円ほどの折り畳み式ミニトランポリンをポチっと購入しました。つかまるバーが付いているので、下にマットレスを敷けば安全面も確保できます。
おもちゃで遊ぶのが飽きては跳び、またおもちゃで遊び…と、1人で過ごしてくれる時間が長くなりました。マンションが1階で良かった…(笑)。〔Yさん、子ども5歳〕
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▽平均台で落ち着くように?
発達障害で多動の6歳児。学校も休校で、日中は部屋の中をパタパタ走り回るので、下の階から苦情が来ることも…。療育(今はコロナで閉鎖中)の先生に相談したところ、「平均台の上を歩くことを繰り返すと、適度に緊張しながらゆっくり歩くことが身につくので、落ち着く子が多い。体幹もよくなりますよ」と。8の字型になっている、小さめの平均台(といっても、高さ10センチのブロックを繋げて組み立てて作る台という感じ)を買ってみました。
とてもカラフルで、子どもも楽しみながら平均台の上を歩いてくれます。床でパタパタ走られるよりずっといいし、狭い幅の上を一定の速度で集中して歩くことで、以前より騒いだり、パタパタと走り出すことが減った気がします。1万円ちょっとと値は張りますが、親の運動にももってこいだし、充分元は取れていると思います!〔Uさん、子ども6歳〕
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…長い自粛生活で、子どもも親も太っちゃった…なんて話をよく聞きます。何もないところでストレッチ、ひたすらランニング。大人はできるかもしれませんが、子どもは無理。だったらグッズに頼って、楽しく気軽に運動できるグッズを探してみるのもいいですね。
■短時間でママを癒してくれる、すぐれものたち
育児、家事をしながら在宅仕事。いつもと違いすぎる環境・状況に疲れが溜まってしまった方も多いようです。そんなママやパパが購入した「癒しグッズ」を紹介します。
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▽見ていると無になれる「オイルタイマー」
在宅になってから、育児も家事も仕事も中途半端になった気がして、無性にイライラしてしまうことが増えてしまって…隙間時間を見つけてはスマホをいじる。そして目が疲れて肩が凝る、という悪循環に。
ふと、「そういえば、次男が保育園でよく眺めていたオイルタイマーっていいかも」と思い出した勢いで買いました。オイル時計は、水の中をオイルがゆっくり球状になって落ちていく、砂時計オイルバージョンのようなもの。毎回形や動きを変えるオイルを無心に眺めていると(5分足らずですが)、目の疲れも取れる感じ。1000円弱なのに癒されまくり、いい買い物でした。〔Tさん、子ども15歳、13歳、6歳〕
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▽アレクサに救われています!
「アレクサ、音楽かけて」「アレクサ、電気つけて」というCMを見ながら、「そんなの自分でやれば!」と毒づいていた私が、コロナストレスの衝動で買ってしまいました。
今ではアレクサに助けられ、癒されています。子どもがギャアギャア騒ぎ始めたら、アレクサに「あのアニメの主題歌かけて」、自分が疲れているときに、「好きなアーチストの曲かけて」と話しかければ、すぐ対応してくれる。スマホでもできることですが、手元になかったり手が離せないときはいじれないので。
この「言葉掛けだけで、すぐに自分の要求に対応してくれる」ということがこんなにも心地いいとは…今はそれだけで満足、癒されています。もっぱら音楽系でしか使っていないので、もうちょっとちゃんと活用しないと(苦笑)。〔Uさん、子ども13歳、6歳、4歳〕
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…通勤可能になった今も、そのままリモートワークを選ぶ人も多いようです。自粛生活のストレス解消に買ったグッズが、そのまま役立ちそう。
■もうメニュー考えたくない…
家事はある程度手抜きしつつも、「そうだ、お昼ご飯どうしよう」「夕飯のメニュー考えたくない…」と仕事に集中できないときってありますよね。料理を時短、あるいは省いちゃうために買ったものとは?
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▽冷凍庫の容量が大きい冷蔵庫に買い替え
今年高1になった息子が毎日お弁当になるので、冷凍ストックを増やしたい。冷凍庫の容量が大きい冷蔵庫に買い替えたいな-と思いつつ、なかなか踏ん切りがつきませんでした。そんな中コロナで子ども全員休校、主人もリモートワークで、家族5人分のご飯を3食分作ることに。食べ盛り育ちざかり男子が3人(大食漢の夫を含め)いるので、これはもう冷凍ストックに頼るしかない…ということで、買いました、大容量の冷蔵庫! 餃子やハンバーグを思いっきり作り置きできる! 冷凍食品をバンバン買える! 25万円ほどしましたが、15年以上頑張ってくれると思います。〔Aさん、子ども16歳、10歳〕
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▽電気圧力鍋が料理してくれる!?
ずーーっと欲しかったけど、なんとなく遠慮して買えなかった電気圧力鍋。「毎日毎日3食作るんだったら、料理を時短したい! でも美味しいものを食べたい…」と、かなり強引な理由で衝動的に買ってしまいました。値段は3万円ちょっと、勇気のいる買い物でしたが、材料を入れてほったらかすだけで、しかも時短でできあがる。レシピも内蔵されていてナビしてくれるので、料理下手な私にはありがたく強い味方になりました。共働きで忙しいんだから、もっと早く買えばよかったのに! と自分自身にツッコんでいます(笑)。〔Kさん、子ども9歳、5歳〕
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…夏休みなどの長期休みで3食作る経験はあるはずなのに、長い自粛生活で毎日3食作り続け、食べさせて、洗い物をして…妙に「料理疲れ」が出てしまった方、多いのでは。忙しい中での料理作りはこの先ずっと続くし、買って損はない便利料理家電、いかがでしょうか。
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今回お話を聞いたママたち、皆さん「これからも役立ってくれそう」「高くても元のとれた買い物」と満足そうでした。
学校や通勤も再開されたものの、まだまだ分散登校やリモートワークなどで外出はある程度制限される状態が続きます。家にいる時間も長いと思います。
便利グッズや便利家電は、自粛生活のストレスを軽減するだけでなく、「居心地よく過ごせる環境作り」にも一役買ってくれるはず。こんなときだからこそ、目指せ「ラクして、時短で、楽しく」生活!
(まいどなニュース/BRAVA編集部)