「#オンライン飲み会」は毎週日曜日が最多!?…リアル飲み会と異なる開催タイミング SNS分析で明らかに
新型コロナの感染拡大を受け、外出自粛期間中の過ごし方として一気に定着した「オンライン飲み会」ですが、リアルな飲み会とは開催されるタイミングも違うようです。リアルな飲み会は週末金曜日に行われることが多かったと思いますが、SNSを分析すると、オンライン飲み会は日曜日に最も開催されているようです。
SNSの効果測定ツールなどを提供している株式会社hashoutが、活発に行われているオンラインアクティビティについて調査し、6月12日公表しました。
hashoutでは、直近2カ月の期間について、Instagramで「#オンライン飲み会」というハッシュタグが使用されたおよそ4万6千件の投稿を集計。新型コロナ感染拡大防止に向けた「緊急事態宣言」が全国を対象地域として発出された週の週末である4月12日(日)からゴールデンウィーク期間中を除く全週で、毎週日曜日がその週で最も多く投稿されており、従来は金曜日の夜に行われることが定番だった飲み会の開催日がシフトしている現状が分かったといいます。
ゴールデンウィーク中、5月4日(月・祝)に最多の1770件の投稿がありましたが、その前日の5月3日(日)にも1726件の投稿が。その前の週の4月26日(日)にも1663件の投稿がありました。その後は徐々に減りつつあるものの、日曜日に多い傾向は現在でも続いているといいます。
さらに「#オンライン飲み会」とともにに使用されたハッシュタグをみてみると、「#テイクアウト」 が「#おうちごはん」 よりも多く用いられ、お店の味を楽しみつつ自宅で飲み会をするという傾向があったといいます。
◇ ◇
そのほか同社では、「#オンラインヨガ」「#オンライン英会話」というハッシュタグが含まれる投稿についても分析。 以前から多くのサービスが展開されている「#オンライン英会話」はコンスタントに投稿が続けられている一方で、「#オンラインヨガ」は4月以降徐々に増加し、ゴールデンウィークに入ってすぐの4月30日(木)に「#オンライン英会話」のおよそ2.7倍の投稿数を記録したといいます。
同社では「日々、ダンスや音楽教室、料理教室など新たな(オンライン)サービス開始の発表がされており、今後は受け手が身体を動かすことも含めたオンラインでの自分磨きを行う習慣が根付いていくことを予期させる結果がみえてきました」としています。