おじさん、おばさんがスライムを吐いたり吸ったり…… SNSで話題の過激なおもちゃ「ねばねばバキューム」シリーズ
6月上旬から100円ショップチェリー「DAISO」の商品棚に並び、その過激なビジュアルからコアな人気を博しているおもちゃがある。そのおもちゃの名は「ねばねばバキューム」シリーズ。
おじさん、おばさんに始まり猫、はにわ、果てにはうんちまで……。バラエティー豊かすぎるキャラクター達が毒々しい色のスライムを吸ったり吐いたりするという前代未聞のコンセプトに、その反響は大絶賛から「まったく受け付けない」というものまで両極端。TwitterなどSNS上でも物議を醸している。
大手100円ショップという極めてピースフルな空間になぜこのようなおもちゃが並ぶことになったのだろうか。今回、まいどなニュースではこの「ねばねばバキューム」を制作した「開発部のアベ」さんにお話をうかがうことに成功した。
中将:この商品が制作された背景をお聞かせください。
開発部のアベ(以下「アベ」):スライムに何かアイデアを加えた商品を作りたいと考え、ねばねばバキュームシリーズが誕生しました。
思わず笑ってしまうような遊び方と、個性豊かなキャラクターにしたいと考えました。
中将:たしかに以前からDAISOにスライムが売ってることは把握していましたが、まさかこんな進化をたどるとは思ってもみませんでした……。
SNS上でも実に様々な反応が出ていますがご覧になっておられますか?
アベ:話題にして笑ってもらえるのは嬉しいです。
また、購入して遊んでいる写真や動画をSNSにUPして下さるのを見るとこちらも笑ってしまいます。
中将:いかなる反応も想定の内ということですか……僕も含め、反応してる人たちはアベさんたち制作陣の手のひらの上で転がされているわけですね。
作り手として打ち出したい「ねばねばバキューム」シリーズの魅力とはどういったものでしょうか。
アベ:何も考えずに遊べて、思わず笑ってしまうという点が魅力です。子どもも大人も楽しめます。スライムを一度に全部吸い込めた時の気持ちよさを感じて頂きたいです。
中将:たいへん真面目にお答えいただいてますが、僕としてはどうもフェティッシュな衝動を感じてしまいますね……。
丁寧すぎるほどの独特のアベさんの物腰からはこの商品に対する大きな自信を感じた。
「ねばねばバキューム」の遊び方は商品の公式YouTubeアカウントで公開中。
ご興味のある方はぜひご視聴の上、最寄りのDAISOに走っていただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)