毎日のお買い物がちょっと楽しくなるかも 郷愁誘うおみやげ屋さん風エコバッグ
7月1日からスーパーなどのレジ袋が有料化されるのを前に、彗星の如く現れたある自作のエコバッグが、「かわいい」「レトロ感がたまらん」とTwitterを賑わせている。妙に郷愁を誘う「みやげ」という文字と、笑顔の少年のイラストがプリントされたポリ塩化ビニル(PVC)製。これを使えば、毎日の買い物もなんだかちょっと楽しくなるかも…?
デザインしたのは、ユーモアと日本らしさを感じられるイラスト制作を得意とする鳥取市出身のイラストレーター、鈴木旬さん(@tofuboyrecords)。今回、コーナープリンティングというプリントショップでPVCバッグが登場したのを受けて、和風か中華風で作ろうと思い立ち、実際に制作してみたのだそうだ。
参考にしたのは「昔ながらのおみやげ屋さんの看板や包み紙のタッチ」。少年の絵は、自身のアイコンとしても使用しているトウフボーイ(豆腐小僧)という妖怪らしい。ああ、あの四角いのは豆腐なのですね。よく見ると、左上の紅葉に「ニュー」と書かれているのも最高にクールです。
実際に使ってみた感想は「容量はそれほど多くありませんが、買い出しが少しだけ楽しくなりました」とのこと。今のところ販売予定などは特にないものの、「ご要望が多ければ考えます」。
ちなみにこれ、一般的なレジ袋として使われているポリ袋に比べて丈夫な作りになっていて、水洗いして使えるらしい。鈴木さんは「コーナープリンティングさんのオリジナル型だそうなので、(レジ袋有料化を機に)マイバッグを作る方が増えるといいですね」と話している。
(まいどなニュース・黒川 裕生)