しわ1本減らすことも美人の条件 サボると…あなたの肌に深い溝が
世の中には「自分はとびきりの美人だ」と思っている女性もいれば、反対に「私は自分の顔が好きでない」という女性もいます。結論から申しあげれば「どんな方でも必ず自信を持って自分の顔が好きになれる!」。それが私の答えです。
私はニューヨークに25年在住していましたので、これまでに数えきれないほど世界中の女性達に「フェイスデザイン」を施してきました。そこで自信をもって私は言います。私の美容法にはすでに答えがあります。
■自身の顔のバランスを知れば美の扉は開く
フェイスデザインによってメイクした顔は、今まで雑誌やサイトで見ていた「流行色のこの色さえ使えばきれいになれる」と言うようなメイクの捉え方とは全く異なります。まずは、自分の素材を知り、自分の好きな顔になるためのベース作りから始めるのです。それを知り「これが本来の自分である」と解かれば、本当に顔自体がどんどん変わっていきます。
■しわやたるみを解消して美人度アップ
例えば「しわ」や「たるみ」のお話ですが、誰しもできることなら一生自分の顔には現れてほしくないですよね。鏡を見て、がっかりするしわやたるみは、ある日、突然できたのではありません。ただし、その原因は、誰にも避けられない加齢によるものだけではなく、紫外線の予防や日々の手抜きこそが大きな原因になっている場合も少なくないのです。
今より1本しわが少なければ「もっと若々しくハツラツ美人に見えるのに」と、嘆く女性はたくさんいます。皮膚のたるみで、せっかくのくっきり二重の瞳も腫れぼったくなり、美人から遠のいてしまいます。だから、しわを1本減らすことも、たるみをくい止めることも美人の条件に入ります。
そのためには毎日のスキンケアに手を抜かない。楽しみながら自分の肌を慈しむように念入りにマッサージをするなど、毎日の積み重ねが大切です。1週間サボれば、あなたの肌に深い溝を作ることは確実です。乾燥して硬くなった土だって、水を与えればふわっとして柔らかさを取り戻します。お肌もそういうものなのです。努力を惜しまないことこそ美人を維持する上で必要不可欠です。
■フェイスデザインで最高の「美人顔」に変わる!
メイクアップも同じことが言えます。童顔で可愛らしい女性がいました。しかし、本人は「童顔であること」と「顔のパーツが全体的に離れていること」をいつも気にしていました。
ある日私がまるでパーツを移動させたかのごとく、ギュッと顔の中心に目鼻立ちをフェイスデザインし、いままでの童顔で平面の顔のイメージを一気に変身させました。彼女はそんな自分を見て、気にしていた部分がここまで変わるのかと、ランランと瞳を輝かせ大喜びです。それから彼女はフェイスデザインを学び、技術を自分のものにしました。続けることで、彼女は自信がつき、本物の美人になりました。
「フェイスデザイン」は自分の顔をクラスアップする最高の方法です。理解し続けることにより、テクニックが上がり、もっときれいになります。気がつけば、周りのリアクションも変わってきますよ。まさに「継続は力なり」。美人は定着するのです。
(トータルビューティープロデューサー・アケミS.ミラー)