大人になっても加藤清史郎の“猛虎愛”は不変 留学先でも試合結果をチェック

テレビCM“こども店長”で一世を風靡した天才子役、加藤清史郎も18歳。4月から大学に進学し、俳優業とキャンパスライフを両立させている。万物は流転するが、加藤の“猛虎愛”は一貫して変わらず。高校3年間をイギリスで過ごし、放課後はチームメートとサッカーで汗を流すも、心にはいつも阪神タイガースがいた。

幼少期の夢は、プロ野球選手になること。デイリースポーツの「こども編集長」として2011年に沖縄・宜野座キャンプを取材したり、阪神タイガースvs読売ジャイアンツの始球式でピッチャーを務めたりと、根っからの阪神ファンだ。

高校3年間は異国の地にいたがゆえに、試合こそ観に行くことは叶わなかったが「活字と分配図で試合内容がわかる野球速報のアプリで、3年間ずっとチェックをしていました。日本でナイターが始まる時間はイギリスでは朝の10時くらい。試合がある日は休み時間に速報をこまめに確認していました」とネットの発達に大感謝。

試合終了後には配信された試合動画を隅から隅まで見た。「まずは試合全体のハイライト映像を見て、その後に阪神ファン向けのハイライト映像を確認。とくに阪神向けのハイライトは阪神の攻撃が多めにピックアップされていたので、授業終わりに見ては一喜一憂していました」と阪神タイガースの試合がひと時の幸せに。

一時帰国した際の楽しみの一つも野球だった。「タイミングが合わず阪神戦を実際に観戦することはできませんでしたが、東京ドームで行われたソフトバンクホークスの『鷹の祭典』に行ったりして、野球を見て日本に帰ってきた実感を得ていました」とすっかり野球少年の顔。7月31日に全国公開される約7年ぶりの主演映画『#ハンド全力』は、高校のハンドボール部を舞台にした青春劇。得意な球技で面目躍如だ。

(まいどなニュース特約・石井 隼人)

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